独自の哲学は自己理解から生まれる
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どうも!松浦玄侍です。
しばらくぶりにメルマガを配信しますが、タイトルにある通り、「メルマガの執筆スタンスを変えていこう」と思って、とりあえず一発目のメールを書いています。
これまでは、「芸術家の活動を支援するメルマガ」といいつつ、「マーケティングの文脈が濃い目のビジネスメルマガ」的な側面があったなぁと、自分のメルマガを俯瞰して思ったわけですね。
でも、待てよと。「そもそも俺はこういうメルマガが書きたかったんだっけ?」と考えた時に、「いやそうじゃないな」と思ったんですね。
“藝術家”、広義では”自分の個性や哲学を発揮して人生をクリエイトして行きたい人”の支援をしてきたい。という想いに変わりはないです。「だったらもっと自分らしいメルマガでの伝え方ができるよな」と改めて思い立ったわけですよ。
「じゃあ何を書いていけばいいのか?」という所を考えないといけないわけですが、そこに関しては割とすんなり答えが出ました。
「まつけん(松浦玄侍)の哲学を書いて、読者さんがそれを読んで、自分の人生に変容をもたらしてもらえるメルマガにすれば良いのだ。」というのが現時点での解です。
なので、藝術的なプロダクト、作品についてとか、個人的に応援したい人物だとか、好きな作家の批評だとか、好きなブランドの持っているストーリーだとか、好きな活動についてとか、時事問題とかも扱うかもしれませんし、いろんな角度から、私が持っている思想・哲学に触れてもらおうと思います。
それを読者の方の「脳の栄養」、「新たな問いの起点」にしてもらえたら、メルマガを書く意義が濃くなるし、私自身も楽しめそうだなと思うわけですよ。
ということで、今日は軽く「今後のメルマガの方向性が、思想・哲学的なものにシフトしていくよ!」という報告なのですが、「なんだか、ワクワクするね♪」という方は、ぜひ楽しみに読んでください!^^
逆に「小難しい哲学なんて興味ないわ。私は銭と欲望と自己満足が命!DEATH!」という人は、購読を解除してくれてOKです。でも解除されたらされたでちょっとは寂しいだろうなー笑(寂しいんかい!いや、そんなでもないかな笑)
じゃあ今日はこれで!と言いたい所ですが、何の哲学も思想もシェアしていないというのは、1発目に相応しくないので、軽くそういった要素を入れておくことにします。(注:メールがトータル3000文字くらいになっちゃいました笑)
じゃあここから今日のお話です。
初回なのでソフトに行こうかと思ったんですが、書いてみたらちょっと主張強めになりました笑 毎回テイストは変わるし、ものすごく柔らかい時もあると思うので、安心してね笑
さて、人生を生きていると、”やたらに横柄で傲慢な人”に出くわすシーンってありますよね?
あーいう人って、私は嫌いなんですが、あなたはどうですか?(そもそも好きな人はいないと思うけど)妙に高圧的だったり、攻撃的だったり、ガサツだったり、人から平気で時間や労力を奪っていくような人。
サーファーでもいるんですが、やたらとガツガツ波を奪って、ギラついて、吠えている人、そういう人みると「うわぁー、出たわこのタイプの人…。ダサいなぁ。」って思っちゃうんですよね。
ちょっと考えれば、その態度やスタイルが、周りに悪影響でしかなくて、カッコ悪い。ってことが分かりそうなもんですが、本当に自分のことしか考えていなくて、周りが見えていなくて、心の狭い高圧的な人ってちょいちょいいますよね。
「あーいう人って何であーなるんだろう?」って考えてみたんですが、ざっくり3つの理由が浮かびました。以下の理由です。
・強いコンプレックスがある
・適切な教育がなされない環境で生きてきた
・自分をメタ認知できず、やっていることの意味が考えられない
まぁこのあたりの理由があると思うんですね。
育ててきた親や、ものを教えてもらったりした周りの環境(先輩とか上司とか)が、元々乱暴で無秩序な場所だったりすると、物事の是非の基準がおかしくなっちゃいますよね。それそのものは本人のせいではない所がある。
基準がズレた集団の中で過ごしていると「高圧的でも相手から奪うことができれば成功」みたいな概念が正義になってしまうので、自分の間違いや思想の歪みに気づけないんですよね。適切な教育がなされないと、道徳精神も、論理的な思考も育たないので、自分の行動の矛盾や破綻性に気づけない。
で、これって、狭いコミュニティやローカルな地域、田舎ほど起こりやすかったりする側面があります。
視野が広い人ほど、大人な考え方を持つものですが、それと一緒で、関わる人が多かったり、広かったりする立場の人は、広く共通して守られる基準や認識されてるルールというものを知っていくんですよね。良い意味での共通認識ね。
でも、一部の人だけがかかわったり、ローカルに閉じたコミュニティの場合は、「声がでかい人が吠えれば意見が通っちゃう」みたいなところがありますからね。でもそれじゃ、美味しい思いをするのはお山の大将だけで、そのヒエラルキーに組み込まれているトップ以下の人間は、我慢しながら矛盾したルールを受け入れるしかないわけです。そんなの間違っているし、歪んだ教育が連鎖していくだけですよね。
その思想がある環境で育った人の結果が、目の前の人に横柄に接したり、「自分さえ満たされれば傲慢でも良い」みたいなスタイルになってしまってるわけですよね。そんなスタイルカッコよくないし、ダサいじゃないですか。
技術があったり力があるのならば、それをひけらかして弱者に気を使わせるのじゃなくて、全体が気持ちよくいられるように統治するのが、力を持つ人間のやることだと思うんですよね。この考え方って、帝王学とかにもつながってくると思うんですけど、儒学や朱子学の流れから、日本人はこの考え方を元々持っているはずなんですよ。
だから”傲慢かましてカッコ悪い行動をする”んじゃなくて、”義と勇の気概を持ってカッコよく場をリードしていける”人間が私は好きです。好きですしそうあるべきだと考えています。その方が世の中良くなるじゃんって。
そりゃもちろん全ての場面で完璧に場を納めたり、自分を律したりすることは難しいかもしれませんが、周りが嫌な気分になったり、強制されて我慢してしまってたり、同じ場にいることで不安定な気持ちになったりすることはなくしたいですよね。
だから、この問題を解決するためには、「正しい教育」が必要だなと思うし、そこに影響を与えていけるようなビジネスだったり活動をして行きたいなと、こういうことを考えると思うわけですよ。大きなビジョンでいうと、人格者を増やして、安心感が溢れる誇らしい国と地域にしたいじゃないですか。
まずは自分の家庭からだし、自分の振る舞いからだと思いますが、「ただの傲慢キャラには自分が言うべきことはちゃんと言って行きたいな」と言うのが松浦のスタンスであり、思想なわけです。
まぁ状況によっては、そう言う人物は無視して関わらなければ良い時の方が多いんですが、自分が関わっている場においては、主張することや言うべきことはちゃんと言っていくことが、自分のテリトリーや人生を守るポイントですからね。
安全安心なテリトリー、仁徳を持って広げて行きましょう。必ず応援して協働してくれる仲間がいますからね。
てなわけで、思いの外長々と書いてしまいましたが、こんな感じで日々の気づきや体験から思うこと、松浦の哲学思想を今後は色々と発信して行きたいと思います。(次回はもうちょっと短めになると思います笑)
もちろん、ビジネスの話、マーケティングの話、生きやすくなるためのノウハウの話とかいろんな角度で役にたつ話、面白い話もしていこうと思いますので、楽しんで読んでくださいね!
今回のメルマガで何か思ったことやアウトプットしたいこと、感想があればこちらに返信してください。必ず目を通しますし、メッセージ返信もらえるとめちゃ喜びます♪
内容によってはメルマガで取り上げるネタにさせてもらうかもしれません^^
はい、ではそんな感じで、今後は松浦の世界観を出し惜しみなく抽出していけるようなメルマガを配信して行きますので、読者さんがいい感じに中毒になってくれるように、エキスおいしめでやっていけたらと思います。
ではまた!次回のメッセージでお会いしましょう!
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