どうもケンサーフ(@Kensruf01)です。
事業を行っていると自分のサービス・商品のプライシング(値段設定)に迷ってしまうことってありますよね?
「この価格で売りたいんだけど、実際どうなんだろう・・・?」みたいな時ってあると思うんですが、結論からいうと”売りたい価格で販売していい”んです。
というか、それ以上の価格設定をすることも十分可能です。
商品・サービスの価格設定をする時に、「松・竹・梅」の3種類のグレードを作ってしまえば、ミドルプライスに置いている商品が一番選ばれやすくなります。
今回は、あなたのサービスの価格設定をより簡単なものにして、得たい利益を得るための方法をお伝えしていきますね。
価格設定は「松・竹・梅」の3つのメニューをつくりましょう。
価格設定は、1つだけのサービスに対してああでもない、こうでもないとするよりは、メインで販売したい商品・サービスを軸に3つのメニューをつくると真ん中の「竹」が売れやすくなります。
例えば、女性向けのフェイシャルエステサービスを売りたい以下のケースがあった場合を仮定します。
今回は、真ん中の価格帯である¥24,000の3ヶ月定期コース(竹)をメイン販売したいと考えてください。
でも、「3ヶ月はちょっと敷居が高いから、1ヶ月のコースはないかしら・・・」と言った需要もあるワケなので、梅の1ヶ月コースも用意します。
この場合は、1回単価を少し上げる感じで、1ヶ月体験コース ¥10,000-(梅)に設定します。
ただし、「美容効果というのは、継続した方がより効果が実感できて、根本的な解決につながるため、1ヶ月で終わるよりは3ヶ月続けた方が良いですよ」などと、続けることで得られるメリットもしっかり説明できるようにして、できるだけハイクラスのコースを購入してもらう営業力も大切です。
あくまでもメイン商品は「竹」ですからね。
さらに、人によっては、「より高額なサービスを買って、自己重要感を満たしたい」という欲求や、「高い値段の方が信頼できる」という心理効果もあるため、ハイエンドのサービスである「松コース」も設定しておくことが有効になってきます。
6ヶ月定期コースを¥45,000-(松)などに設定することで、一番売りたいのは「竹コース」であっても、一定の割合で「松コース」が売れていくようになります。
もちろん、満足していただけるサービスを提供するのが前提ですよ。
1回単価を少しづつ変えて差をつけるのは必須
上記のサービスでは、月のエステ回数(2回)は同じでしたよね。
そう言った場合は、長期でサービスを購入してもらった方が、料金的にお得になるような仕組みをつくるようにしましょう。
基本的なことですが、料金が変わらないのであれば、1ヶ月プランを都度頼めば良いだけになってしまいますからね。
もしくは、同じ1回単価で設定するのであれば、付加サービスを提供するのも有効です。
「松コース」の場合、”使用するクレンジングオイルやマッサージクリームなどのグレードが上がる“と言ったことや、施術時間を長くするなどして”価値を足していく“ワケです。
今回のエステサービスの例だと
- 梅コース 全2回、1回単価 ¥5,000
- 竹コース 全6回 1回単価 ¥4,000
- 松コース 全12回 1回単価 ¥3,750
となっています。
ここを単価の割引ではなく、サービス内容のボリュームアップで対応するかどうかは、アンケートを取ったり、提供地域のニーズをリサーチするなどして、よりウケるポイントを探っていくのが良いでしょう。
今回のまとめ
どのようなサービスであってもこの「松竹梅のプライシング」を応用することができます。
お菓子のバターサンドの場合なども、10個入りパッケージが「竹」で、6個入りが「梅」、16個入りが「松」といった具合に当てはめて販売ができるワケです。
この場合は、1個あたりの原価を大きく変える必要はないですが、”絶妙なお得感“を演出すると、売り上げに大きく差が出たりしますよ。
細部まで考えてから商品をリリースして、さらにそこからユーザーの声を聞きながら改良していく、というプロセスもとても大事なので、ぬかりなく進めていただければ。
「売りたい価格にあと一歩自信が持てなくて悩んでいる・・・。」という方は、強気の価格設定をするためにこの「松竹梅のプライシング」を試してみてください。
それでは、また。
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