どうもケンサーフ(@Kensurf01)です。
先般、こんなツイートをしました。
事業を成功させている起業家は、「まだ無い物を売ってから、つくる」という事をどこかのフェーズでやり切っています。
当たり前ですが、”明らかに出来ないことや、詐欺的なアプローチは御法度“です。
その前提に立った上で、事業を飛躍的に成長させていく為の方法という事ですね。
悪く言えば“ハッタリ”、良く言えば“覚悟と度胸”になるわけですが、弱者の立場からスタートする起業家が成功するためには、とても重要な動き方になります。
今回は、倍速で事業を成長させ、成功を掴むための奥義の一つをお伝えしていきます。
“確実な事”だけ売れるのは、中堅規模以上の企業だけ
“まだ無い物を売ってからつくる”という概念は、そもそも表現している範囲が広いので、人によってイメージする商品やサービスの形は違います。
でも、すでにパッケージがあって、量産できるような商品・サービスを販売できる企業というのは、最低でも従業員50人以上程度の規模になってからでしょう。
例えば、WEBサービスの場合、クライアントの要望をヒアリングしている段階で「絶対にできる」と断言できるサービスは、簡単なモノしかなくて、真摯にニーズに答えようとするなら「絶対にできると断言できないけど、可能性はあるし、出来そうだな。」というシチュエーションの方が多いんですね。
その時に「ちょっとできるか自信がないですが、依頼されますか?」なんて聞いてくる人物には、仕事を頼みたいと思いませんよね。
みすみす受注を逃してしまうような言動や立ち振る舞いはしない方が賢明です。
事業規模が大きい企業というのは、それまでの歴史の中で蓄積された経験やノウハウがあるので、要望にマッチする事例や解決策、パッケージがすぐに用意できるシチュエーションがありますが、中小零細企業やスタートアップの起業家などには、そのバックボーンが無い場合も多いです。
個人事業主や起業家は特に、”固定された商品企画を売っていれば利益が上がっていく“というフェーズまでに、ジャンプしなければいけない谷があるんですよね。
超高速でゴールをイメージする
仕事を取る上で重要になるのは「出来ます、やります、つくります。」という姿勢と”どうやって実現させるか“のイメージです。(※御用聞きという意味ではなく)
ヒアリングで出た要望を、現在の自分の知識・知恵をフル活用して、脳内シミュレーションしましょう。
超高速でサービスのアウトラインを描く事で、その場でクライアントに確認・説明すべきことも見えてきますし、実現可能かどうかの判断精度が上がります。
その結果「任せてください。」と自信を持って提案できるようになるんですよね。
「絶対にやり切る」という覚悟
前例やノウハウがない中で商品・サービスを買ってもらう場合に特に重要なのがあなた自身の「覚悟」です。
受けたからには絶対にやり切るという気概ですね。
そもそも、宇宙人に仕事を依頼するわけではないですし、アイデアが出る時点で地球上の誰かがその仕事を遂行できる場合が99%でしょう。
どうにもならない時は、外注で手を借りることも出来ます。
その場合は、受注した売上は飛んでしまう可能性があるので、あくまでも自社で完結させるべく頭をひねる事が前提ですが、受けたからには“ミッションを遂行する事”を自分への約束事にしましょう。
単純な事ですが、「頼まれた仕事をしっかりとこなす事」が信頼につながり、リピート購入にも繋がってきます。
価格にも自信が現れる
ここまで書いた事を実行できるようになると、自信を持って仕事を受ける事ができるようになってきます。
そうなると、価格設定も強気の提案が可能になるんですね。
場数を踏んで経験値を積み上げる事で、「イメージした形で価値提供をする場合、どの程度の費用を受け取る必要があるか」という事への判断精度が上がってきます。
“自分が販売したい価格”という基準が固まってくるので、無駄な安売りをせず、利益が獲得できる価格でクライアントに提示できるワケですね。
今回のまとめ
スタートした事業を軌道にのせ、拡大させるために必要なことは「やり切る覚悟」と「ハッタリ・度胸」です。
加えて、実現をシミュレーションする為の頭脳を常日頃から鍛えておきましょう。
あなたの事業を飛躍的に成長させる為に、ここぞという場面で踏み切る気持ちを大事にしてください。
事業の進め方や戦略について相談事があれば、直接ご連絡いただければと思います。
それでは、また。
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