詐欺師達のカモにされない為に注意するべきこと3つ

どうもケンサーフ(@Kensurf)です。

先日こんなツイートをしました。

読んで字のごとく、明らかに質の悪い詐欺まがいのコンサル契約を結ばされてしまった方がいるようです。

「何故詐欺まがいと思うのか?」というと、やり方がまともなコンサルタントの手口ではないからです。

思考停止状態にさせてクロージングしたら後の祭り、「契約の解除はできないですよ。」となしのつぶて状態に。(多分本気で動けば解除も出来ると思いますが。弁護士費用とトントンになるかな。)

契約する経営者自身の落ち度もありますが、どうしてこういう事態が起きてしまうのか、どうすれば回避できるのかという所を書いていきます。

詐欺スキームに反応しない為に意識すること3つ

冒頭で紹介したツイートの中身を再確認してみましょう。

  • FB広告を見てセミナーに行った
  • 「誰でも簡単に助成金・補助金取れます」が謳い文句
  • その場で年間55万円のコンサル契約
  • クーリングオフは出来ない

といった感じなんですが、FB広告を見てセミナーにいく事自体はなんら問題はないです。

優良事業者もFB広告は活用していますから、実になる学びや契約につながるケースももちろんあるわけですよ。

こう言った詐欺まがいのスキームを売りつける業者のせいで、FB広告のイメージが下がることはfacebookからしても迷惑でしかないわけですが、表面上はまともな会社を装って広告を出しているので、審査には通ってしまうんでしょうね。

感のいい方なら「臭うな」と察知できるのが、「誰でも簡単に助成金・補助金とれます!」のアプローチ部分。

ここについて解説しましょう。

1.甘い話は無いという前提で情報に接する

情報弱者を煽るフレーズの王道が

誰でも簡単に」「一日たった〇〇分の作業で!」「何もしなくても収入が発生する!

と言った他力本願ワードなんですよね。

確かに、事業計画がちゃんと用意できていて、会社状況が規定に合っている場合、正式な手続きフローを踏んで行けば補助金・助成金を取得することは可能です。

ただし、「必要な書類」を「審査員が理解できるような情報」にまとめて、事務局と打ち合わせをし「提出してOKな状態」なのかを確認して、指定期日までに審査本部に提出する必要があるんですね。

ですから、補助金の申請が難しいと感じる事業者さんに対して、サポートの提案をするなら

「補助金は、書類作成や事業計画の策定を難しいと感じる経営者さんは多くいらっしゃいますが、弊社が申請のサポートをいたします。」

ぐらいのことは、入り口のトークとして確実に入れてくるようでないと、おかしいワケですよ。

誰でも簡単にお金もらえますよ!だからウチに来てください。

っていうアプローチは、情報弱者をターゲットにした訴求方法というのは、ここまで読んだあなたには分かるはずです。

2.目的が何なのかを忘れない

今回のケースでは、補助金・助成金の受領に関して、情報が欲しくてセミナーに行ったと考えられるワケですが

補助金って商工会がやっているものであれば、通常は最高50万円、事業経費の2/3までが補助されます。

今年はコロナ特別対応型というものがあるので、そっちだと、一定の条件を満たせば最高100万円、事業経費の3/4が補助されるんです。

そもそも事業経費に対する自己負担を軽減させる為に申請する制度なワケです。

それなのに「55万円払ってたら全然意味がない」ということを瞬時に判断できないのは、ハッキリ言ってしまえば経営者失格です。

もちろん55万円を上回るリターンをその場で理解できて、自分の事業に落とし込んで考えられるなら契約するのはありでしょう。

問題は、抽象的なままの情報で「期待感」だけで、すがるように契約してしまうことです。

大体、この手のスキームというのは「今日申し込んでいただいた場合のみ、半額でご提供させてもらいます!」とかいってクロージングしてくるんですよ。

いや、じゃあそもそも定価の基準何やねん!?」って、まともな考えと応対ができる人ならいいんですが、思考停止状態で煽られてしまう人は「お得だ!今しかないのかも・・・ええい!」って判を押してしまうという残念なことになるんですよね。

3.理解できない場合は、持ちかえって識者に相談

その場で契約!というのは営業手法としては、もちろんあることですし、販売する側としても、商品を買ってもらう為にクロージングのテクニックを駆使したい気持ちは理解できます。

もちろん、商品が良いという前提がないと行けませんが。

なので、全ての商品・サービスがその場で契約してはいけないものということではなく、価値ある契約に結びつくことももちろんありますし、成功につながる決断というのもあるワケです。

重要なのは「自分が理解できているか、いないのか」です。

この商品・サービスを買えばどんなリターンがあって、どんな結果につながるのか、もしくはリスクはどのようなものがあるのか?最良のケースと最悪のケースを考えることが大事です。

購入の是非を考えた上で、メリットの方が上回る可能性が高いと考えたのなら「GO」で良いでしょう。

もしその場で理解やイメージができず、結論が出せないのなら、断る事ができるのが「ちゃんとした経営者」ということを覚えておいてください。

今回のまとめ

詐欺まがいのスキームに騙されないようにする為には、リアルな部分をちゃんと見つめて、自分の頭で考える必要があります。

事業を行っていくということは、自分が最終意思決定者になるということですから、「常に最後まで考え切る」という意識を持って、あなたのビジネスに力を注ぎましょう。

本当にあなたの力になってくれる人物というのは、あなたが分からないことを質問したときにちゃんと回答してくれます。

そう言った場面での誠実さ、真摯な振る舞いというのも、一つの判断材料になるでしょう。

この記事を読んだ方には起こらないと思いますが、密室クロージングのような場面で冷静に判断するお役に立てれば幸いです。

それでは、また。

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