どうもけんさーふです!
サーフィンの世界大会「ISA WORLD SURFIN GAMES 2019」が宮崎市の木崎浜で開催されていて、今日が大会8日目!
いよいよ大会も佳境を迎えてきました!
今日はヒート観戦に言ってきたのですが、海は大荒れで超ジャンクな状態・・・。
そんな中で炸裂した帝王ケリースレーターのバレルライド(チューブ)が人生の記憶に残るとてつもないライディングだったので、記事にアーカイブします。
凄まじいコンディションの中で戦った選手たちは、本当にヒーローで、ただただ尊敬の念が湧き出てきました。
帝王ケリースレーターのバレルライド
真ん中の人影がケリー・スレーター
9/14の木崎浜会場は普段なら間違いなくクローズアウトで誰も入れないレベルでした。
風はビュービュー、波はグッチャグチャで、でもウネリは馬鹿でかい、サーファインするような海ではなかったです。
それでも、日程の都合上、今日進められるところまでは進めるしかないので、ヒートは決行されました。
日本代表の五十嵐カノアが敗退するなど、一波乱あった中で、何かすごいことが起きそうな感じが海にはありました。
雨にも関わらず、会場はものすごいギャラリーでヒリつくような試合の空気感にみんなシビれていました。
ROUND6のケリースレーターのヒートは一体どんなことになるのだろうと固唾を飲んで見守っていました。
ヒートが始まり、まずはケリーと同じUSA代表のコロへアンディーノが波を掴み見事にメイク!どうやったらこの海でそんな動きができるんだという神業のライディングでした。
ポルトガルのフレデリコモライスも大荒れの中から波を見つけてメイク。

写真をみただけでわかると思いますが、お化けみたいな波が右から左から絶えずガンガン襲ってくるような海上でした。
その時に、少し左の方にポジショニングしていたケリーがパドリング、そしてテイクオフしました。
さぁ、どんなライディングを見せてくれるんだと思ったら、波はみるみるうちにシリンダー状のバレルに変わり、ケリーがその中へ!
完全にチューブの中に入って見えなくなったケリーは、再度シリンダー状の波の中から姿を表します!
「オオオオオオオオオー!!!」
というすごい歓声が湧き上がり、会場が一気にケリーに心を持って行かれた瞬間でした。
残念ながら写真はないのですが、あの1本のライディングは僕がこれまで人生でみた中で間違いなく一番感動して鳥肌を覚えた凄まじいライディングでした。
あの瞬間に立ち会えたことに本当に感謝します。
大げさではなく、人生の記憶に残る瞬間をはっきりと焼き付けさせてもらいました。
ありがとうケリー。
ヒート終了後のケリーの後ろ姿
明日はワールドサーフィンゲームス2019ファイナル

ケリーの試合以外も、フィリペトレドの9ポイントオーバーのライディングや、日本人選手の大原洋人&村上舜のヒートなど、本当に白熱する試合でした!
ワールドサーフィンゲームスはついに明日がファイナルです。
内容は超濃いけどあっという間だった気がする、まだ終わってほしくないという思いと、誰が優勝するのかワクワクする思い、本当に素晴らしいイベントに立ち会えていることが嬉しいし、宮崎でこのイベントが開催されていることを誇りに思います。
明日はROUND7のヒートがケリー、ガブリエル、コロへ、イタロという完全CTサーファー達のヒートが待っています!
リパチャージにもフィリペトレド、村上舜、和井田理央など注目選手が残っていて目が離せません。
思い残すことのないように明日のファイナルを全力で楽しんで記憶に焼き付けたいと思います。
最高だよ!!
試合終了後、村上舜くんと。
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