「投資を学んでいるとETFって言葉を結構みるけど、どういう金融商品なんだろう?」
「ETFは投資初心者も手を出しやすいと聞くけどその理由は?」
そんな疑問に回答します。
- 投資初心者も手が出しやすいのがETF(上場投資信託)
- 投資初心者がETFを買う際に気を付けるポイント
- ETF銘柄はこんなのがあります
今後、株式投資も行っていきたいなと考えていたら、ETFが結構魅力的だという事実に気付きました。
投資初心者の人に分かりやすくETFについて解説します。
初心者向け投資はやっぱETFからってのが基本の型だな
値動きの安定性や、売買しやすい点、信託手数料が比較的安いのも魅力のポイントです
上場投資信託って事は、実績のある企業ばかりをオールスター的に集めた投資商品な訳だから、揺るぎない安定感ありますよね
大きい儲けは無いけど確実ですね
— けんさーふ@移住サーファーブロガー/Webマーケター/セールスライター (@Kensurf01) October 3, 2019
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投資初心者も手が出しやすいのがETF(上場投資信託)

株式投資を始めたいと思った時に、投資初心者がまず入門的に始めると良いのはETF(上場投資信託)と言われます。
そもそもETFとは何か?という所から、投資初心者にETFをすすめる理由を解説していきます。
ETF(上場投資信託とは?)
ETF(Exchange Traded Fund)とは正式名称を「上場投資信託」といい、証券取引所に上場している投資信託を指します。
普通の株式と同じように売買され、市場の取引高に応じてリアルタイムに価格が変わる仕組みです。
※ちなみに未上場の投資信託の場合はその日の運用成果・市場動向によって一日一回価格が更新されます。
日経平均株価やTOPIXなど様々な「指標」に連動することも特徴で例えばTOPIX連動型のETFであれば、東証株価指数を構成する株式を組み入れることによって、両者の動きがほぼ同じになるように設計されています。
投資初心者にETFがオススメな理由

ETFの最大のメリットは、一つの商品で分散投資が出来る点です。
投資初心者は経験も浅く、銘柄の選定には自信も知識もないですよね?
ETFであれば日経225連動型のETFなら「日本株全体」、NYダウやS&P500連動型であれば「米国株全体」に投資していることになります。
投資対象も株式、債権、コモディティ(金、石油、プラチナなど)、REIT(不動産投資信託)、為替(各国通貨)など、バリエーションが豊富。
日本と海外、債権と株式などを組み合わせることで、バランスの取れた分散投資が可能になります。
ETFは指数連動して価格が決まるので、個別の銘柄に比べて価格変動が緩やかです。
また、ETFが連動するそれぞれの指数は、各国の代表的な指数であることが多いので、日々の変動やこれからの動きに関する情報も豊富、初心者にも投資判断がつけやすいメリットがあります。
またETFは、運用会社に対する支払いとなる「信託報酬」が低く設定されているのもポイントで、未上場投資信託と比べて低いコストで運用することが出来ます。
投資初心者がETFを買う際に気を付けるポイント

比較的メリットが多いETFですが、購入の際に気を付けておきたいポイントを解説します。
投資初心者の方ほど、最初は入念に情報をチェックする意識をもつ事で、余計な失敗をしなくて済むので、しっかりとポイントを確認しましょう。
価格変動のリスク
ETFは株式と同じく元本保証がない金融商品です。
連動する指数の変動や、組み入れ商品の価格変動、金利や為替の状況によっては元本割れが起きる可能性もあります。
価格変動リスクを抑えたい場合は「株式」と「債権」など価格の動きが逆になるものを組み合わせてリスクヘッジすると良いでしょう。
流動性リスク
売買不振によって上場廃止になるケースもあります。
取引高が少なすぎると、運用会社がコスト回収できずに上場を廃止するケースもあるので、取引高もしっかりとチェックするようにしましょう。
ただし、上場廃止したからと言って投資額がゼロになることは無く、現金または現物(株式・債権など)として償還が行われます。(償還額はそれぞれのETFの基準価格によって決まる)
為替変動リスク
海外市場で外貨建てでの取引が行われるETF商品は価格変動によって評価額が変わります。
例えばS&P500連動型のETFに投資していて、5%上昇した場合でも、同じタイミングで円高・ドル安が3%進めば、上昇率は2%になります。
為替変動を抑えたい場合は、日本国内か、先進国地域の投資に絞るのが良いでしょう。
ETF銘柄はこんなのがあります

ETF銘柄は色んな商品がありますが、初心者にお勧めな銘柄に絞って紹介します。
今回紹介するものは1口千円から変えるので、いくつかの商品に分けて購入するのも良いでしょう。
上場インデックスファンド日経225ミニ
日経225に連動するETFの中で唯一千円から購入できる商品。
通常の日経平均ETFより信託報酬は高いですが、10口でも1万円という所が初心者向け。
マザーズコア上場投信
東証マザーズ市場に上場する株式のうち、時価総額、配当状況、売買代金を考慮して選定された15銘柄で構成される。
東証マザーズcoreに連動するETF、マザーズ銘柄に唯一分散投資可能な商品、3千円から買えます。
iシェアーズ Jリート
Jリートの個別銘柄は、安くて5万円代で、30~60万円の銘柄が多いことを考えると、千円からJリート銘柄に投資できるのはかなりお得かつ低リスク。
信託報酬も最安で人気の銘柄。
iシェアーズ TOPIX ETF
世界で最大手のeTF運用会社「ブラックロック」が運用する東証株価指数連動ETF。
TOPIX連動銘柄で千円から買えるのはこの銘柄のみ。
信託報酬も割安なので、ねらい目の商品です。

使いやすいと定評のある証券会社のサービスをいくつかご紹介しておきます。
「SBIネオモバイル証券」はTポイントで株を買うことができるので、若い方がカジュアルに株式投資できそうです。
手数料業界最安値で、モバイルアプリも充実している「DMM株」もおすすめです。
どちらの口座も無料で開設できますので、作ってみて使い勝手を試してみるといいですよ。
今回のまとめ

投資初心者に知っておいて欲しいETFの情報をまとめました。
始めは個別銘柄の選定は難しいので、ETFからはじめて、株価の動きを学んでいくのが定石かなと思います。
値動きも安定していて、一喜一憂することも少ないので、投資初心者はぜひここからはじめてみてください。
投資に自信がついてくれば、自然と次にチャレンジしたい手法も見えてくるはずです。
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